法人で融資を申し込む場合、資本金は、自己資金と同じようですが、必ずしも一致しないので注意が必要です。
まず、資本金のうち設立にかかった費用(登記その他の手数料)は自己資金から除外されることになります。
また、資本金のうち、融資を希望する本人が 自己資金から出資した部分のみ が、「自己資金」として認められることになります。そのため、例えば他の誰かから借入れをして、資本金を出資している場合は、その分の金額は自己資金に含まれないことになります。
自己資金に対する基本的な考え方である、「自分自身で貯めたお金」 という原則は、法人にも当てはまるので注意が必要です。