「給料日が近づくと支払えるのかどうか不安になる。」「7月は支出が増えるから憂鬱になる」
などという声をお聞きすることがあります。
1年の中で 7月 は、半年分の源泉所得税(納期特例の場合)、
労働保険、賞与の支払いなど比較的大きめの金額の支出が重なる月と言えます。
他にも、業種によっては他の月に比べて売上が減る月もあります。
資金繰りの不安を解消する方法の、第一段階であってとても大切なことがあります。
それは、現状の資金の動きを把握 することです。
現状を知らなければ、対策の立てようもなく、現預金の残高が減って不安になり、逆の場合には安心して、
ということの繰り返しで終わってしまうかも知れません。
資金繰りの解消方法は状況に応じていくつもあるわけですが、現状を把握するだけでも自然と解消に向かうケースもあります。
それほど深刻な状況でなければ、最近は無駄な出費が多かったから支出を減らそうとか、この広告は効果が薄いから検討しようとか
、経費をもっと下げる方法はないか、などと考え始めることもあり、答えがそのまま出てくるケースもあります。