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管理会計とは

作成日:2014.10.6

事業を行うにあたり、決算時に作成する損益計算書や貸借対照表(必要に応じてキャッシュフロー計算書も)など 財務諸表 を中心とする会計情報を、外部の利害関係者(株主・債権者・取引先など)に提供することを目的とする会計を、財務会計 と言います。

財務会計は、個人事業や法人の経済活動を外部に報告するための会計である一方、管理会計 は、事業の経済活動を 経営者や内部の管理者 に報告するための会計です。

社長、部課長、工場長、店長などの経営・管理に携わる人に対して会計情報を提供することで、事業の経済活動を良い方向へと導くことができる環境を整える仕組みと言えます。
以下、管理会計に関わるものを書きます。

経営損益分岐点分析

損益計算書の勘定科目を、変動費と固定費 に分けて集計したものが 変動損益計算書 です。
売上から変動費を引いたものを 限界利益 と言い、限界利益と固定費が一致する売上高を、損益分岐点 と言います。
損益分岐点分析を行うことで、売上高限界利益固定費 からなる事業の収益構造が分かります。

経営利益創出のためのアプローチ

事業の収益構造が分かれば、利益を増やすためのアプローチ として考えられる方法は、①売上を上げる②限界利益率を上げる③固定費を下げる のいずれかになるので、そのうち優先して取るべき対策を考えやすくなります。


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