トップページ>記帳代行サービス>仕訳数を減らす方法

仕訳数を減らす方法

作成日:2014.9.20 更新日:2015.3.29

仕訳数(取引数)を減らすメリット

仕訳数が必要以上に多いと、決算時の総勘定元帳のページ数も増え、あとで過去の数字をチェックしたり、過去の取引を探すときなどに支障が出る場合もあります。

また、当事務所を含め、一般的な記帳代行サービスでは、仕訳数を基準にした料金設定をしている所が多いというのが現状です。そのため、仕訳数を可能な限り減らす事で、料金が安くなる可能性があります。

同種・複数の領収書を月ごとにまとめてしまう

似たような金額で少額の同種のものを、月ごとに1つにまとめてしまうのも一つです。 まとめたものをクリップ留めし、計算機で一気に集計すれば、枚数にもよりますが、1つ1つ仕訳を入力するより早くできると言えます。 (例:高速代・駐車場代等)

1日ごとの売上を集計する

仕訳数を減らす方法の1つに、「1日ごとの売上を集計する」というものがあります。これは、全ての売上を1件ずつ仕訳入力するよりも、1日ごとに集計された売上を仕訳入力する方が手間が少ないことによるもので、1日あたりの売上件数が比較的大きい業種に有効な方法です。

該当する業種は、小売店、飲食店、店舗型のサービス業 などです。
例えば、1日に平均10件の売上がある場合、1ヶ月で25日の営業ならば、10×25=250件となります。この売上を1件ずつ仕訳入力すると、月250件の仕訳数となります。(記帳代行料金を考えると高くなってしまいます。)

この場合、売上集計用のノート 等を作成します。請求書・レシートなどを見て 1日ごとの売上の合計金額 を出し、ノートに記入します。そして、このノートをもとに、1日ごとの売上の合計金額を仕訳入力すれば、1日1件なので仕訳数は25件になります。仕訳数が月250件から月25件に減ります。(記帳代行料金も大幅に安くなります。)
1日あたりの売上件数が多い業種には、非常にお勧めの方法です。

その他、集計可能な経費を集計したり、記帳代行サービスで状況に応じた方法を考え、出来る限り仕訳の数を減らす方法をお伝えしていきます。



トップページへ  ↑ページの一番上へ